ブランパンの「フィフティ ファゾムス トゥールビヨン 8 デイズ」に新作が追加された。フライングトゥールビヨンを搭載したダイバーズウォッチである今作は、グレード23チタンケースモデルと18Kローズゴールドケースモデルの2種類がラインナップされる。
ブランドの歴史を象徴するダイバーズウォッチ
ブランパンより、「フィフティ ファゾムス トゥールビヨン 8 デイズ」の新作が発表された。ロレックス腕時計ラクマ今作は、ダイアル12時位置に設けられた開口部にフライングトゥールビヨンを配したダイバーズウォッチである。深海を想起させるようなサンバースト仕上げのブルーダイアルを持ち、グレード23チタン製ケースモデルと18Kレッドゴールド製ケースモデルの2種類が用意されている。
ブランパン「フィフティ ファゾムス トゥールビヨン 8 デイズ」
ダイアル12時位置の開口部からは、フライングトゥールビヨンを鑑賞することができる。ケースに採用されたグレード23チタンは、グレード5に比べて強度面で不利とされているが、ブランパンは熱間鍛造を用いることで、実用に遜色ないレベルの強度を得ることに成功した。自動巻き（Cal.25C）。29石。2万1600振動／時。パワーリザーブ約192時間。Tiケース（直径45mm、厚さ14.8mm）。300m防水。チタンブレスレット:1288万1000円（税込み）。NATOストラップ:1265万円（税込み）。セイルキャンバスストラップ+フォールディングバックル:1271万6000円（税込み）。
グレード23チタンは、多くの高級時計で使用されるグレード5チタンに比べ耐食性や生体親和性が高いという特徴を持っている。その素材が、11月に発表された「バチスカーフ」、「エアコマンド」に引き続き、今作にも採用されることとなった。300m防水を誇るタフなダイバーズウォッチと繊細な複雑機構であるトゥールビヨンは、一見相容れない組み合わせにも思える。しかし、この2つの要素はブランパンの歴史を語るうえで欠かせないものである。